このブログは問題提議の為のものではなく、あくまで作品の紹介が目的です。ムカデ人間っていう激ヤバ映画があるんだよー という感じで御座います。
ルッキズムが叫ばれる昨今。
しかし昔から醜女を題材にした話は沢山ある。というか日本最古の文献古事記にもイワナガヒメとかいうちょっと今なら不味いんじゃない…?みたいな存在もいる。
その不味いんじゃない…?を突っ切り!今でも公演されている演目がある!
それが釣女。元は釣針という狂言の事だ!
〜なんJスレ風のあらすじ〜
ワイ大名「あーあ綺麗なツッマ欲しいンゴねぇ…」
太郎冠者(独身)「それなら僕と一緒に恵比寿神社に行こうよ!お兄ちゃん!」
ワイ大名「アカン…妻欲しさに四宮まで参拝しに来てもうた…アホくさ。疲れて眠いンゴ…」
ンゴゴゴゴ…💤
恵比寿『階段にいる女を妻にするんやで』(ニッコリ)
ワイ大名「ファッ!?お告げやんけ!」
太郎冠者「ぼ、僕も同じお告げを聞いたよお兄ちゃん!(´・ω・`)あ、彼処に釣竿がある!」
ワイ大名「なるほど、これで妻を釣れっちゅう事やな…彡(゚)(゚)」(高速理解)
太郎冠者「なんJで釣りだけは得意だもんねお兄ちゃん(´・ω・`)」
ポチャン
??「うるさいですね…」
ワイ大名「ファッ!?ドヤ…チノちゃんやんけ!」
チノちゃん?「釣られてしまいました…仕方ありません。妻になってあげますよ」
太郎冠者「やきうのお兄ちゃんだけズルいよ!僕もドヤコン…チノちゃんみたいな美人でCV水瀬いのりな妻を娶るんだ!」
バシャーン!
太郎冠者( ´◜ω◝ˋ )「やった!これで僕にもお嫁さんができたよお兄ちゃん!」
ワイ大名「そ、そうわね…」(アカン…布の下よく見たらエグいくらいの醜女やんけ…彡(゚)(゚))
チノちゃん?「(顔面)フグかな?」
醜女「太郎冠者様♡二度と離れないぞ♡」(布パサ…♡)
太郎冠者(´;ω;`)「!?やめてぇえええええ!
これは悪い夢です!
これは悪い夢以外の何物でもなああああああああああああああああい!」
醜女「夫さん…おかしいですよ……♡」
太郎冠者「おかしいのはお前の顔面だよ。
助けてやきうのお兄ちゃーん!(´;ω;`)」
ワイ大名「すまんな。ワイは勝利のウィニングラン踊るので忙しいんや」キミノアイバガwwwズキュンドキュンwwwハシリダシーwwwwww
太郎冠者(´・ω・💢`)「こ、こうなったら…」
「えっ!?なんですか?!」
太郎冠者「家族になろうよ」(ニッコリ)
バビューン!
醜女&ワイ大名「待てー!!太郎ー!!」
終わり。
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら書写の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、演劇達のみんなへのメッセジをどぞ
能「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと時代錯誤なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
日本舞踊「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
https://youtu.be/WkGgJ5VI3Bo?si=s88WsvhKQ4uWEFwg
文楽「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
https://youtu.be/hAqNh5iWgU8?si=xXpb9S7ip3NX7Hz1
狂言「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150347_00000
歌舞伎「・・・ありがと」ファサ
https://youtu.be/OTKoItbwBJw?si=4dt8-L37wwgD8Ps5
では、
能、日本舞踊、文楽、狂言、歌舞伎、大蔵虎明「皆さんありがとうございました!」
終
能、日本舞踊、文楽、狂言、歌舞伎「って、なんで大蔵虎明くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
すみません終わりません。
なんというか、当たり前ながらネット味で噛み砕きに噛み砕いたあらすじではありましたが 一応本物に沿ったものです。
これ普通にTwitterに転がっているような話じゃないですか? 大衆の娯楽としてウケるものは今も昔も変わらず男女の婚活美醜の話なのか!!
公式サイトでこの演目の感想文も掲載されていますが日本芸術文化公式も「けしからん!という声も いや全くその通り。けど御伽噺という事でここはひとつ!」的なことを言っててhttps://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/diary/2020/828.html
『伝統バリア』(造語) が無ければ普通に消えていきそうな話です。伝統芸能!国が認めた伝統芸能です!!
という訳で皆様も何処かの団体に目を付けられる前に!色んな伝統芸能で釣女の舞台をナマで鑑賞してみては如何でしょうか?
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京の大名が美しい妻を授かりたいと、これも独身の太郎冠者を連れて四宮の恵比寿神社に参詣します。祈願を込めて内陣でまどろむうち、西門の一の階段にいる女を妻にせよとの夢をお告げがありました。太郎冠者のお告げもその通りです。喜んだ主従が西の門に到着すると、一本の釣竿が落ちているばかり。大名は釣好きの恵比寿様のことゆえ、これで妻を釣れという意味と悟ります。果たして大名が釣り糸をたれると、見事美しい上臈が釣り上がりました。仲睦まじく祝言をする二人を見て、太郎冠者の気持ちは焦ります。自分も早く美しい妻を得ようと大名から釣竿を借り、祈念を込めて釣糸をたらしました。と、これも見事女を釣り上げます。大名の妻にも劣らぬ美女と早合点した太郎冠者は、祝言だ、花見だ、涼みだ、月見だ、雪見だとすっかり有頂天になってしまいます。ところが、被衣を取ってびっくり仰天、二目とは見られない鰒のような醜女だったのです。醜女は太郎冠者に一目惚れ。最前の太郎冠者の言葉をたてにとり、離れはしないと取りすがります。しょげかえる太郎冠者。大名が喜びの舞いを舞ううち、太郎冠者は大名の美しい妻を盗んで逃げようとします。怒った大名と醜女はその後を追いかけるのでした。